2023.09.28
【第1回パンアメリカンゲートボール選手権大会】レポート
ブラジル、米国、アルゼンチン、ペルー、パラグアイの5カ国から112チーム・約600名が参加
第1回パンアメリカンゲートボール選手権大会が9月8日(金)〜10日(日)にブラジル・サンパウロ市で開催され、ブラジル、米国、アルゼンチン、ペルー、パラグアイの5カ国の選手たちが参加しました。
本大会は、2年に1回開催されてきた南米ゲートボール選手権大会に米国も出場したいという要望があったことをきっかけに、このたび初めて開催されました。
大会に先立ち、8日には、パンアメリカンゲートボール連合の設立総会が行われ、南米ゲートボール連合に代わり、北米も含むパンアメリカンゲートボール連合が発足しました。
その夜には、今大会の前夜祭がサンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会多目的ホールで開催され、出場選手や大会役員、来賓など5カ国から約300名が出席し、初の大会開催を盛大に祝いました。
パンアメリカンゲートボール連合の設立総会
前夜祭
前夜祭であいさつをするパンアメリカンゲートボール連合の萩尾ジュリオ会長(ブラジルゲートボール連合会長)
前夜祭にて、パンアメリカンゲートボール連合の新役員や各国ゲートボール団体の皆さん
翌9〜10日の2日間にわたって開催された今大会はサンパウロ市のTORU HONDO 連合スタジアムで行われ、5カ国から約600名が出場。
開会式では、各国各地域選手の入場行進後、ブラジルゲートボール連合のカク・ジョージ副会長による開会宣言、先亡者への黙とう、そしてブラジル・日本の両国歌斉唱が行われました。
開会式で入場行進をする選手の皆さん
会場風景
競技は、70歳以上の「シニアカテゴリー」と、年齢制限なしの「ヤングカテゴリー」に分かれ、シニアカテゴリーに48チーム、ヤングカテゴリーに64チームの計112チームが出場。
両カテゴリーとも、予選リーグ戦後、成績上位16チームが決勝トーナメント戦に進出する方式がとられました。
今大会はインターネットでライブ中継されました
大会の最新結果が表示される電光掲示板が掲示されていました
印象に残ったのは、ヤングカテゴリーの決勝戦。両チームは、10代2名、20代4名、30代4名、40代2名と若い選手で構成され、レベルの高い熱戦が繰り広げられました。
ヤングカテゴリーの決勝戦
決勝戦のコートの周りには大勢のギャラリー!
ヤングカテゴリー優勝のゴイアニア-Aのプレイ
ヤングカテゴリー準優勝のカロン協友-Aのプレイ
競技終了後、閉会式が開催され、各カテゴリーの入賞チームが表彰され、パンアメリカンゲートボール連合の萩尾ジュリオ会長(ブラジルゲートボール連合)の閉会のあいさつで終了となりました。
入賞チームは下写真の通りで、各カテゴリーともブラジルが入賞を独占しました。
シニアカテゴリーの入賞チーム
優勝:佐賀-C
準優勝:佐賀-D
第3位:佐賀-A
第3位:マチウデ-B
ヤングカテゴリーの入賞チーム
優勝:ゴイアニア-A
準優勝:カロン協友-A
第3位:パウリスタ-A
第3位:カラグアタツーバ